【ジュニア】あきらめてしまう子どもへのアドバイス
敵の突破に最後までついていかない。
こぼれ球の競り合いをやめてしまう。
「うちの子、どうしてあきらめてしまうんだろう...」
そんな風にお悩みのパパさんママさん多いのではないでしょうか。
なぜ、諦めてしまうのか。
「これは頑張っても敵に抜かれる...」
「足を伸ばしても敵のボールになる...」
あきらめてしまうお子さんは、
「奪えない=失敗」と考えているのではないでしょうか。
ですが、サッカーでは奪えないことは失敗ではありません。
そんな子にはこう言ってあげてください。
「たとえ奪えなくても、敵のじゃまをすればいいんだよ」
「届かなくても、相手のパスやシュートを少しでもずらせればいいんだよ」
ほんの少しでも敵のパスをずらせれば、パスを受けた次の選手のプレーが遅れます。
そうすれば、次の味方が奪いやすくなります。
つまり、成功です。
子どもはどうしても、止めた止めない、奪えた奪えないで
成功失敗をとらえてしまいます。
サッカーにおける成功失敗はそこにはないことを教えてあげてほしいのです。
そのようにアドバイスしたお子さんが
先日、試合で最後まで必死に敵にくらいついていました。
手強い相手で何度もクロスをあげられましたが、
クロスが敵のフォワードにつながることはありませんでした。
彼のプレーは大成功だったと思います。